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織り技術者へ第一歩 紬専門学院新たに5人 奄美市名瀬

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南海日日新聞

 大島紬の技術者を育成する本場奄美大島紬技術専門学院(校長・牧雅彦本場奄美大島紬協同組合代表理事)の2020年度入校式は1日、鹿児島県奄美市名瀬の市産業支援センターであった。5人が入校。世界に誇る伝統産業の担い手としての第一歩を踏み出した。  織り技術者の育成事業は奄美市で毎年実施しており、18年度からは一般社団法人「きものの森」の支援を受けて指導者を配置している。入校生たちは2年間で技術を学び、織り上げた反物の報酬を得ることができる。  入校式で牧校長は「大島紬は1300年以上の歴史を持ち、約40工程を経て完成する世界に誇る織物。紬文化をより豊かなものに育て次世代へ継承するのは産地の使命であり、入校生への期待は大きい。切磋琢磨して技術を身に付けてほしい」と式辞。  きものの森の矢嶋孝敏理事長も来島し「手織り生地の産地は日本に4地域しかなく、特に奄美大島には世界でも珍しい泥染めの技術がある。かけがえのない文化を背負っていることを忘れずに励んでほしい」とエールを送った。  南九州市の高校を卒業後、単身奄美に移住して職人の道を目指した奄美市名瀬の内門玲奈さん(18)は「高校1年生のときに織物や着物に関心を持った。一度は京友禅が気になったが、県内産地の着物に携わりたいと思い奄美での技術習得を選んだ。次の世代に魅力を伝えられるような職人になりたい」と意気込んだ。

奄美の南海日日新聞

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