どっちが下半身を鍛えるのに効果的?「スクワット」と「レッグプレス」の違い
脚のワークアウトと聞いて思い出すのは、スクワットかレッグプレス。スクワットは、筋力とバランスの両方を同時に鍛える典型的な下半身エクササイズで、ジムでも家でも、ケトルベルでもバーベルでも自重でもできる。 【写真】体重にも変化!? 一ヶ月毎日「スクワット」を続けてみた結果 一方のレッグプレスは最速で脚を強くする。プレートを重ね、押して押して押しまくるだけでいい。スクワットとレッグプレスには明らかな違いもあるけれど、下半身を鍛えるという点では共通している。 下半身が強くないと、重たい買い物袋を持って階段を上るのも、ランニング中のケガを防ぐのも一苦労。それにしてもネット上には、レッグプレスとスクワットに関する議論があふれている。 スクワットをレッグプレスに変えても同じ効果は得られるの? スクワットよりレッグプレスの方が安全? 今回はどっちがおすすめかアメリカ版ウィメンズヘルスよりご紹介。
スクワットとレッグプレスの違い
トレーナーがよくある質問に答えてくれた。どちらもレッグデーの定番とはいえ、スクワットとレッグプレスは全く違うエクササイズ。 認定パーソナルトレーナーで『The K Method』設立者のローレン・カンスキによると、スクワットは全身のコンパウンドエクササイズ。バランスを取りながら体を上下させるため、脚だけでなく、体幹、お尻、上半身も使われる。 一方のレッグプレスは座って行うエクササイズなので、脚(大腿四頭筋とハムストリングス)を孤立させやすい。
スクワットの方法&使われる筋肉
ほとんどのワークアウトプログラムにスクワットが登場するのは、「日常生活の中で最も使われる動作だからでしょう」とカンスキ。 スクワットをするには:足を腰幅、または腰より若干広く開いて立つ。息を吸いながらヒザと股関節を曲げ、胸をできるだけ立てたまま、お尻を下げる。 太ももが床と平行になったら(もしくは自分に無理のない範囲内で一番低いポイントに来たら)息を吐き、足で踏ん張り全身を押し上げる。 カンスキいわくスクワットで主に使われるのは、大腿四頭筋、臀筋、ハムストリングス、体幹を安定させる筋肉。ウエイトを持つと上半身が鍛えやすい。