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1886年創立の実用英語専門校 パルモア学院が閉校へ

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神戸新聞NEXT

 実用英語の専門校として134年の歴史を持つパルモア学院(神戸市中央区)が、2020年12月末で休校する。1日までに同学院が明らかにした。併設する「パルモア学院英語専門学校」も、来年3月末で休校に。いずれも再開の予定はなく、このまま閉校となる公算が大きい。創設以来、約3万5千人が学んだが、教育の多様化や少子化などによる生徒数減少を受け、長い歴史に幕を下ろすことになった。 【写真】閉校の小学校校舎が「泊まれる学校」に 生活科室がお風呂、脱衣場の棚はランドセル置き場  同学院は1886(明治19)年、米国人宣教師のランバス氏が設けた英語の読書室からスタート。宣教師らが教壇に立ち、実用的な英語力を身に付ける場として社会人や大学生などが学んだ。現在は準学校法人が運営。年4回生徒を募集し、英語学習教室を開いている。  英語の学習熱が高まった1960年代のピーク時には、生徒が年間約2500人いたが、近年は英会話学校やオンライン英語レッスンとの競合などもあり、100人程度で推移していた。このため「現状では教育目的を達成できない」として、理事会で休校を決めたという。生徒募集は秋学期(10~12月)で終了する。1990年に開校した同専門学校も、在校生が卒業する来年3月末で休校する。  今後の方針については未定といい、運営する「準学校法人パルモア学院」の小西和雄理事長(64)は「134年の伝統がある学校を閉じるのはつらいが、違う形で建学の精神を受け継げるよう、再出発を模索したい」としている。(太中麻美)

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