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【カープ】2年目羽月、初出場3打点 憧れの菊池の教え胸に 「自分がマツダスタジアムに立っていることが考えられない」

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中国新聞デジタル

【広島11―6阪神】  広島は初出場初先発の2年目羽月が活躍。打線は15安打11得点。猛打で阪神を振り切った。 【スライド動画】カープ70周年 あの日あの時  憧れの人との初対面は、入団1年目の合同自主トレーニングだった。緊張でほとんど話せず、華麗なグラブさばきに見入った。羽月は常に、菊池の背中を追ってきた。そんな先輩の欠場で回ってきた「2番・二塁」。2安打3打点の1軍デビューは誇らしい。  「ひるまず自分を出すんだよ」。今春2軍キャンプで食事をしたとき、そう励まされた。この日は教えを体現。一回の犠打で先制点を演出。二回1死一、三塁でセーフティースクイズ(記録は安打)を決めた。2軍通算7犠打の20歳は、1軍通算288犠打の30歳のような落ち着きだった。  非力だとは言わせない。ひょろっとした体は入団2年間で大きくなった。武器の俊足も健在。すっと背筋を伸ばす構えは、どこか菊池に似ている。6―4の五回2死一、二塁。変化球を捉えた打球が浅めに守っていた右翼手の頭上を越えると、一気に三塁を陥れた。  好捕あり落球ありの守備も含め、伸びしろはたっぷり。初体験のヒーローインタビューでは、声を震わせた。「自分がマツダスタジアムに立っていることが考えられない」。本人は無我夢中で気付いていないだろう。はるか遠くにあった背番号33。ほんの少しだけ、近付いた。

中国新聞社

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