「加湿器」を一晩中つけると、電気代はどれくらいかかりますか? FPが加湿器の電気代をタイプ別に比較して回答
加湿器を一晩中つけた場合の電気代
一晩中を8時間とすると、気化式加湿器は2円、超音波式加湿器は6.4円、ハイブリット式加湿器は72円、スチーム式加湿器は122.8円の電気代がかかります。 上記の表の試算は、夜だけ使用した場合の電気代です。昼間も同じ時間使用したとすれば、1カ月の電気代、年間の電気代はこの金額の倍になります。加湿器を選ぶ際には電気代も考慮したいですね。
加湿器の電気代を節約する方法
最後に加湿器の電気代を節約する方法をお伝えします。 暖房の温度を低くする&タイマーを使う 寝室で加湿器を使う場合、基本、エアコンなどの暖房とセットで使います。エアコンだけ稼働させると部屋が乾燥してしまい、エアコンを切って加湿器だけ稼働させると加湿しすぎて結露が生じ、カビなどが繁殖しやすくなります。 つまり、寝室でエアコンをつけっぱなしにする場合は、加湿器も夜通し使い続けることになります。これでは、電気代が心配になりますね。 このような場合は、布団を1枚多くかけて、エアコンの設定温度を低くしましょう。加湿器もそれにあわせて「弱」に設定にすれば、電気代を節約できます。あるいは、部屋がある程度暖まったら、エアコンも加湿器もタイマーで切れるようにするとよいでしょう。 加湿効果を高める 加湿器の効果を高めるには、置き場所が重要です。窓の近くは結露の原因となるため避け、水蒸気を部屋全体に拡散させるために部屋の中央に置くのが理想です。中央が無理であれば、壁や周囲の家具からなるべく離して置くことを心掛けましょう。加湿効果が高まれば、稼働時間や消費電力を少なくできます。 電気代が安い加湿器にする とにかく電気代を抑えたい場合は、気化式や超音波式の加湿器を選ぶとよいでしょう。しっかり加湿したいリビングにはスチーム式やハイブリット式、控えめに使いたい寝室は気化式や超音波式など、使い分けるのもよいですね。
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