五輪金の体操メンバーが集結 パリ3冠の岡慎之助ら徳洲会が団体戦3連覇
◇第78回全日本体操団体選手権(23日、四日市市総合体育館) パリ五輪の団体金メダルメンバーが勢ぞろいした国内の体操団体戦。 【画像】パリ五輪後初の大会に出場した体操・萱和磨選手 徳洲会体操クラブの岡慎之助選手と杉野正尭選手が、橋本大輝選手、萱和磨選手、谷川航選手らセントラルスポーツと同じグループで対戦しました。 注目の鉄棒の演技では、パリ五輪種目別鉄棒で金メダルの岡選手が丁寧な演技と安定した着地を見せ、この種目全体5位となる14.466をマークします。 一方、パリ五輪では惜しくも種目別出場とはならなかった橋本選手が対抗。リューキンを含む完璧な演技を見せ、その種目全体1位の15.000を叩き出しました。 団体戦の全体結果は徳洲会が256.595、セントラルが255.661で、徳洲会が3連覇を達成しました。 試合後、岡選手は「目標だった3連覇を達成できてうれしい。限られてきた中での練習で仕上げることができてよかった」と話しました。 24日は種目別選手権の決勝が行われ、橋本選手と岡選手の五輪メダリスト対決となる鉄棒が注目されます。種目別の試合に向けて、岡選手は「鉄棒と言ったら(橋本)大輝くんと、(杉野)正尭さんの2人なので、自分も粘り強く演技したい。日本でまた一緒に演技できてうれしい」と抱負を語りました。