『Fortnite』日本人イラストレーターのファンアートが公式採用 本人もびっくり
Epic Gamesの提供するバトルロイヤルゲーム『Fortnite』(フォートナイト)に、日本のイラストレーター・TSCRさんのファンアートがもとになったスキンが採用された。 【画像】『Fortnite』に公式採用された日本人イラストレーターの作品 採用されたイラストは「クリプトクラッシャー」という名前で、ゲーム内ショップにて販売されている。
クリエイティブを重視する『Fortnite』
バトルロイヤルゲームとして2017年のリリースから今なお人気を保ち続ける『Fortnite』。 全世界3億5000万人のプレイヤー数を誇り、公式世界大会「Fortnite World Cup 2019」では、最高300万ドルもの賞金が用意されている。 そんな『Fortnite』では、素材を提供しそれをプレイヤーが組み合わせて独自のワールドをつくる「クリエイティブ」モードが実装されており、大会でもクリエイティブ部門を設けるなど、創造性を重視してきた。 スキンに関しては、以前にも英語圏の掲示板・Redditに投稿された8歳の男の子が描いた鶏のスキンが「テンダーディフェンダー」という名前で実装されたことがあった。 そして、今回スキンとしてイラストが採用されたのは、プロゲーミングチーム・Crazy Raccoonの選手アイコンイラストなどを手がけるTSCRさん。 TSCRさんが2018年にTwitterに投稿したファンアートが公式の目に留まり、今回のスキン化に至ったという。 今回のスキン化をうけて、率直な気持ちをTSCRさんに伺うと「海外からの英語のメールが来たときは夢みたいだなと思ってびっくりしましたけど、めちゃくちゃ嬉しかったです。」とのこと。 イラストをもとにEpic Gamesによって制作された3Dモデルも、「良い感じに汲み取って頂いたと思います! 」と満足げな様子。 現在は、SNSに投稿すれば作品を全世界に届けることができるようになったが、そこから1歩先に進んだ広まり方として、このような例が増えていくと面白いのではないかと思う。
小林優介