最近、職場の飲み会で「PayPay」の割り勘が増えています。いまだに「現金主義」なのですが、電子マネーのほうがラクなのでしょうか?
近年、スマートフォン1つで完結できるキャッシュレス決済が急速に普及しました。 多人数での会食の際には、特にPayPayを使った割り勘が多くなってきています。職場の飲み会や友人との会計の場面でも「PayPay使ってますか?」と聞かれることが増えてきました。 現金主義の人にとっては「電子マネーのほうが便利なの?」と感じる場合もあるでしょう。本記事では、電子マネー「PayPay」の基本概要や利用者数、利用するメリット、注意点などを解説します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
PayPayとは?
PayPayとは、PayPay株式会社が提供するキャッシュレス決済サービスです。スマートフォンに専用アプリ「PayPay」をインストールし、自分の銀行口座やコンビニATMから使いたい額をチャージするだけで使用できます。 PayPayは、全国のコンビニエンスストア、専門店、ドラッグストアなどの実店舗だけでなく、オンラインショップでも利用可能です。PayPayを利用するかどうかは自由ですが、キャッシュレス化が進んでいる現在、利用を検討してみても良いのではないでしょうか。
PayPayはみんな使っている? 実際の利用者数をチェック
PayPayによると、2024年10月時点のPayPay登録ユーザーは6600万人を超えたとのことです。6600万人となると、日本の人口のおよそ2人に1人以上が利用していることになります。 この驚異的な普及率は、キャッシュレス決済の利便性やPayPayが実施してきたさまざまなキャンペーンの効果によるものでしょう。 また、2023年のPayPayによる送金回数は約2.8億回に達し、全国の銀行が取り扱う国内振込件数(約16億件)の約6分の1に相当する規模となっています。PayPayは今や日常生活に欠かせないキャッシュレス決済アプリとして利用されており、今後さらなる拡大が見込まれています。
PayPayを使うメリット
PayPayを使うメリットは、以下の通りです。 ・会計時に財布を出す手間が省ける ・飲み会や会食などの割り勘に利用できる ・ポイント還元率でお得に買い物ができる ■会計時に財布を出す手間が省ける PayPayはスマートフォンひとつで決済が完了するため、会計時に現金やカードを出す必要がありません。特にレジが混雑しているときや、現金不足を気にせず買い物をしたいときに便利です。 QRコードを提示する、もしくは店舗のQRコードをスキャンするだけで決済できるため、スピーディーかつスムーズに会計を済ませられます。 ■飲み会や会食などの割り勘に利用できる PayPayを使えば、飲み会や会食の割り勘が簡単にできます。送金機能を利用することで現金のやり取りやお釣りの計算が不要になり、精算がスムーズに完了するためです。送金は、相手の電話番号やPayPayIDが分かればその場ですぐに完了します。 また、グループの人数が多ければ、アプリ内でリンクを作成してグループチャットに送信することで、電話番号を一人ずつ共有するよりも効率的に集金ができるようになるのもメリットです。 ■ポイント還元でお得に買い物ができる ポイント還元率が良く、お得に買い物ができるのもPayPayを使うメリットです。基本のポイント付与率は0.5~1%ですが、「1ヶ月に200円以上の支払いを30回以上行う」「1ヶ月の合計支払い金額が10万円以上になる」といった条件を満たすことで、さらに付与率がアップします。 また、期間限定のキャンペーンなどでもポイント還元が受けられる場合があります。貯まったポイントは、PayPayが使える店舗での支払いに使えるのはもちろん、ネットサービスの決済にも利用可能です。
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