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部下やスタッフのミスを、 つい怒鳴り散らしてしまう人の処方箋【不摂生でも病気にならない人の習慣】

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サライ.jp

抑えきれない時は「体」にアプローチ

とはいえ、先に述べた「沈黙」や「ゆっくり話す」だけで抑えきれない負の感情もあるでしょう。メンタルに問題を抱えている時に、メンタルで処理しようとしても、限界はあります。 そんな時どうするか。心が乱れているなら、アプローチは「体」からです。体を整えることを最優先で行うのです。 私が推奨する方法は、「自席に戻らず、階段を1~2階分、上り下り」。これだけです。 ゆっくりとリズム良く、上り下りするのがコツです。激しく上り下りすると、交感神経が刺激されてしまうので、より興奮してしまいます。「ゆっくり」が基本。 こうすると、リズミカルな動きによって、副交感神経が高まり、自律神経のバランスが回復します。怒ったことで交感神経が高ぶってしまいましたので、バランスをとるために、副交感神経をアップさせてあげるというわけです。 事後処理や部下へのフォローを求められている場合でも、できれば「階段の上り下り」を優先すべきでしょう。それほど時間はかかりません。 自律神経のバランスが整ったところで、改めて部下への対応や事後処理策を考える。こうすればきっと、良いアイデアも浮かんでくるのではないでしょうか。

 『不摂生でも病気にならない人の習慣』 小林弘幸 著 小学館 定価 924 円(本体840 円 + 税) 発売中 文/小林弘幸 順天堂大学医学部教授。スポーツ庁参与。1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学医学部小児外科講師・助教授などを歴任。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートやアーティスト、文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導にも携わる。また、日本で初めて便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」でもある。自律神経の名医が、様々な不摂生に対する「医学的に正しいリカバリー法」を、自身の経験も交えながら解説した『不摂生でも病気にならない人の習慣』(小学館)が好評発売中。

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