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部下やスタッフのミスを、 つい怒鳴り散らしてしまう人の処方箋【不摂生でも病気にならない人の習慣】

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サライ.jp

部下やスタッフは「管理する対象」か

もちろん、「ゆっくり話す」だけでなく、話す内容にも留意すべきでしょう。例えば、部下やスタッフのミスに対し、叱責するだけでは、相手は萎縮してしまいます。メンバーが萎縮してしまえば、チームの力は衰えていきます。 私はかつて、イギリスとアイルランドに留学していたことがあるのですが、この時の体験で非常に考えさせられました。そこでは、教授であろうが、研修医であろうが、皆が常に対等な立場にあり、積極的に意見を交わし合いながら、目の前の仕事に取り組んでいたのです。 日本だと、部下やスタッフを、「管理する対象」として見てしまいます。「管理職」という名がついているくらいですからね。しかしイギリスやアイルランドでの経験は、「本当に管理すべきだろうか」という疑問を生じさせました。むしろ、人を上から管理して行動を束縛するよりも、人それぞれの個性や特性を発揮できる環境を整えたほうが、ビジネスでもスポーツでも、もっと良い結果が出るのではないでしょうか。 では、どのように話しかけたら良いのでしょうか。それは「勇気づける」ということです。これは留学時代の上司の口癖です。彼は常に「Encourage!(勇気づけろ!)」と口にしていました。 いわく、勇気づければほとんどの人は「大成する」と言うのです。上の者からすれば、下の者の出世や昇進の道を断ち切ることは簡単でしょう。しかし、どんな仕事も「チーム」で行うものです。部下やスタッフをふるい落としていては、チームとして立ちゆきません。 そしてもうひとつ大事なことは、「人」はかけがえのない財産だということです。 お金なら、一度失っても、また稼げばいいだけです。しかし、一度失った人心は戻ってきません。 「もし下の者がうまくいかなくなったら、ヒロユキ、それは君が悪いのだ」 上司に言われた言葉が、まだ耳に残っています。 上の人間に求められる資質は、「下の人間の特質や経験を、どう引き出すか」ということなのです。

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