四日市の山手中が健闘誓う 全国中学校駅伝の女子三重県代表
15日に滋賀県野洲市の希望が丘文化公園スポーツゾーン芝生ランドで開かれる第32回全国中学校駅伝大会に、女子三重県代表として初出場する四日市市立山手中学校駅伝部の選手らが9日、市役所を訪ね、健闘を誓った。 県予選会を兼ねて11月に伊勢市で行われた県中学校駅伝で初優勝した。女子は5区間11・485キロのコースで争われ、山手中は1区の坂本美來主将(3年)がトップでタスキをつなぐと、最後まで首位を譲らなかった。 坂本主将、脇谷くるみ副主将(3年)を含む選手8人中6人が、坂本主将の両親がコーチを務める陸上のクラブチーム、四日市ウェルネスクラブの所属。 学校での練習は、今年1月の全国都道府県対抗駅伝の県代表にも選ばれた坂本主将を中心に行う。一緒に練習メニューを考えてきた脇谷副主将は「サポートメンバーを含めて全員の力がついたことが初優勝につながった」と話す。 県中学校駅伝で初優勝を決めた時「うれしくて(仲間と)一緒に泣いた」と話す坂本主将は「(全国大会に)行けなかった他校の選手の気持ちも背負って、あきらめずに走り切りたい」と抱負を述べた。 全国中学校駅伝は都道府県代表と開催地枠の男女各48チームが出場する。男子の部には本県から川越中学校=7年ぶり6回目=が出場する。