季節ハタハタ「1匹もなし」と肩落とす漁師 初漁予測日から9日…いまだ水揚げの朗報届かず 秋田
秋田テレビ
秋田の冬の味覚・季節ハタハタの漁が始まっていますが、初漁の便りはまだ届いていません。予測日から9日がたつものの、連日網は空っぽ。漁師は落胆を隠せません。 仕掛けた網を引き上げ期待を膨らませる漁師に、ハタハタが網にかかったか尋ねると「1匹もなし」と大きく肩を落としました。 季節ハタハタ漁は秋田県内各地で始まっていますが、連日網の中は空っぽ。漁師が落胆した様子で網を片付けます。 今シーズンの初漁日は12月2日と予測されていましたが、水揚げがないまま9日が過ぎました。 過去10年で最も初漁が遅かった昨シーズンの12月10日より遅く、禁漁明けの1995年以降最も遅かった1999年の12月14日に迫っています。 秋田県水産振興センターは「昨シーズン同様、沖合の水温が高く、ハタハタが接岸しにくい状況が続いているのではないか」と分析しています。
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