韓流歌手が住んでいた「高級マンション」、再び強制競売に…評価額15億円
【12月13日 KOREA WAVE】韓国の歌手パク・ヒョシンが居住していたことで知られるソウル「漢南ザ・ヒル」の物件が強制競売にかけられることになった。 ソウル中央地裁がこの物件(専有面積240平方メートル)の強制競売開始を決定。物件の評価額は138億ウォン(約15億1800万円)とされる。強制競売は、債務者が貸付金などの返済期限を守れない場合に裁判所が不動産を差し押さえ、競売にかける手続きだ。 物件はパク・ヒョシンの元所属事務所であるグローブエンターテインメントが保有していたが、事務所が借金を返済できず、今回の競売が進められた。競売の対象は土地と建物で、売却日は今月24日に設定されている。 この物件については、同社の債権者である韓国企業バイオンが2022年4月に競売手続きを申請したことがある。今回の競売は債権者の一つである音楽関連企業ビヨンドミュージックが申請。請求金額は50億ウォン(約5億5000万円)とされる。競売が成立した場合、売却金額は不動産登記の順位に基づいて債権者間で分配される見通し。 漢南ザ・ヒルは地下2階、地上3~12階、専用面積87平方メートル~332平方メートルの32棟600世帯、漢江(ハンガン)を一望できる高級マンション。2011年入居開始以来、俳優ソ・ジソプや人気グループ「BTS(防弾少年団)」メンバー、ピとキム・テヒ夫妻ら多くの芸能人が買って話題を集めた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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