流行色の「グレー」老けて見えちゃう着方してない? “上品”と“地味”の大きな違いは
みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。この秋、トレンドカラーで注目を浴びているグレー。各アパレルブランドからもグレーアイテムが例年以上に増えています。さて、そんな大人シックな着こなしが実現できるグレーですが、取り入れ方を一歩間違えると上品どころか老けコーデ爆誕に……! そこで今回は40代がやってはいけないグレーの老け見えコーデ&正解コーデのポイントをご紹介します。 【イラスト】老け見えするメリハリのないグレーコーデと、洗練見えgure- コーデ(全2枚)
これが老け見え! シンプルすぎて寂しいコーデ
グレーアイテムを使ったコーデが老け見えしている原因は、着こなし全体にメリハリがでていないことが多い傾向にあります。 シンプルなグレーのニットにパンツといったコーデはいたってフツーの格好。しかし、グレーはただでさえ、色みがないので全てがシンプルにまとまりすぎるとやや寂しい印象に……。コーデにメリハリがないことと、配色に新鮮さがないことから、老けた印象になりやすいのです。
老けて見せないためには、上下の「メリハリ」を
これを回避するには、上下のアイテムにメリハリを作ること。 例えば、丈の短いトップスに丈の長いボトムス。厚手のニットに薄くて柔らかいスカートなど、組み合わせる服の丈感、素材に全く違う要素を持つもの同士を組み合わせてみましょう。するとコーデの完成度が高まります。
洗練見えコーデ! ホワイト系を差し色にしたコーデ
先にご紹介した「コーデにメリハリをつけると良い」ということに加えて、さらに大事なのが差し色を入れることです。 差し色は色ものでも良いのですが、TPOを選ばず、なおかつ大人に似合う品性を表現するにはノーブルなホワイト系の色を選ぶのがおすすめです。 ホワイトはレフ板効果があるので、薄暗い印象になりがちなグレーコーデをパッと華やかにしてくれる効果があります。秋ならオーバーサイズのニットやカーディガンのインナーに白のカットソーを入れると良いですね。グレーとなじみのよいホワイトベージュのパンツを合わせて爽やかに着こなすのも◎。
ツルツル、光沢感を小物で取り入れるとさらに洗練
さらにシルバーやエナメル素材など、ツルツルとした質感の素材や光を反射する光沢素材を靴やバッグ、またはアクセサリーに投入することで洗練された印象に。