「大阪の大動脈」ついに通行再開! 阪神高速「約3年通行止め」が大幅前倒しで解除 “垂れ下がる橋”架け替え完了
7日通行再開
阪神高速14号松原線の通行止めが、2024年12月7日朝5時に解除されます。 松原線の三宅~喜連瓜破間は、高架橋の架け替え工事のため、2022年6月1日から2年以上にわたり上下線で通行止めが続いています。 【写真と地図】現場写真と通行再開区間の地図を見る 喜連瓜破付近の高架橋は、一般道(長居公園通)をまたぐために橋長を長くする必要があり、橋桁の中央付近にヒンジ型式の継ぎ目を採用していました。しかし40年近い時間の経過とともに設計時の想定を上回る垂れ下がりが生じ、路面が大きく沈下していたといいます。 そこで、ケーブルで補強し、点検を続けることで安全を確保していましたが、抜本的な解決のため、橋を架け替えることに。従来のコンクリート橋を撤去し、ヒンジ部のない鋼製の連続橋を新たに架ける工事が行われてきました。 阪神高速によると、工法の変更や重機配置を見直し、夜間作業などにより工期を短縮。当初は通行再開を「2025年3月末」としていましたが、3か月ほどの前倒しが実現しました。
乗りものニュース編集部