「ふくらはぎが痛い」足に違和感。その後…医師「命に関わります」判明した病とは 妻を支える夫に迫る
在宅介護はいつか考える身近な存在だと知ってほしい
旦那さんの投稿の中で印象的なのは「明日は我が身ということを私たちを見て感じてください」ということ。 「とにかく明日は我が身。育児は大きくなると手がかからなくなりますが、介護は加齢によりどんどん手がかかるようになり、しかも看取るまで続きます。介護者だけでなく介助者も歳をとるので、年々しんどくなっていくでしょう。怪我は一時介護は一生…同じく実父を介護している母の言葉です。介護の大変さはやってみて初めて気づくことだと思います。でも、私の配信や投稿を見て、家族の介護に備える知識を少しでも付けておくことが大事だと感じてもらえたら幸いです」 何も知らないところから介護が始まると、親子喧嘩、兄妹喧嘩、果てには親族関係にまで及ぶこともあります。 「そのときが来たら…ではなく、そのときが来るまでに…を考えてもらえれば。悪い言い方をすると、介護は必ずやってくる、そしてそこから逃げられないとでも言いましょうか」 今後、施設や事業所、介護職が減っていくと言われています。そこで、旦那さんの願いは「おそらく在宅介護が主流になると思いますが、多くの人に投稿やライブを観てもらい、嘘偽りのない綺麗事抜きのリアルな在宅介護の実態を知ってほしい」ということ。 「私自身は少し早すぎましたが、在宅介護はいつか考える身近な存在だと知ってほしいです」と語ります。そして旦那さんの夢は「娘たちが嫁に行くときには、妻が娘の名前を言えたらいいなあ…って密かに思っている」ことです。 TikTokには「もしあなたの大切な人が、記憶と言葉を失ったら…そして体の自由まで失ったら…そう考えたことはありますか?」と問われています。誰が悪いわけでもなく、病気のせいで人生が変わってしまうこともあるのです。 「介護家族(@kaigokazoku)」さんの現状を、自分自身に置き換えて考えてみたらどう感じるでしょうか? 「明日は我が身」と思い、介護について考えること、備える知識をつけておく必要があるのではないでしょうか。
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