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Fateシリーズなど人気タイトルのフィギュア製作 アクアマリンが破産

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帝国データバンク

 (株)アクアマリン(TDB企業コード:751004567、資本金2800万円、東京都千代田区神田須田町2-3-16、登記面=東京都板橋区若木1-17-19、代表鍋田洋子氏、従業員16名)は、8月3日に東京地裁へ自己破産を申請、4日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。  申請代理人は石田周平弁護士(東京都港区虎ノ門1-14-1、弁護士法人琴平綜合法律事務所、電話03-6457-9385)ほか1名。  破産管財人は尾原央典弁護士(東京都千代田区霞が関1-4-1、関口総合法律事務所、電話03-3503-8777)。債権届け出期間は9月1日までで、財産状況報告集会期日は11月6日午後2時30分。  当社は2011年(平成23年)10月に設立。人気アニメキャラクターのフィギュアを中心に、缶バッジ、チャーム、キーホルダー、マイクロファイバータオルなどグッズ類の販売を手がけていた。製造については、フィギュアの原型はすべて当社で製造し、その後の生産は、中国の協力工場をはじめ、国内の製造業者に委託。フィギュアやグッズを取り扱う問屋や小売店など約30社に販路を築いていた。近時は、「Fateシリーズ」や「艦隊これくしょん」などのフィギュアが人気となっていたほか、2017年9月期からプラモデルや高価格帯の胸像など大人向けのグッズの製造販売を開始するなど業容の拡大を図り、2017年9月期には年売上高約5億700万円を計上していた。  しかし、同業他社との競合が激しいなか、フィギュアを中心に既存得意先からの受注を確保していたものの、今年1月に入り、製造拠点の中国で新型コロナウイルスが蔓延し、工場の稼働低下に伴い納期遅延が発生したことに加え、その後、日本国内でも新型コロナウイルスの感染が拡大したことで得意先の営業自粛やイベントの中止などにより受注が減少。財務内容も債務超過で厳しい運営を強いられるなか、新型コロナウイルスの感染拡大が収束せず、先行きの見通しが立たなくなったことから、今回の措置となった。  負債は債権者約85名に対し約4億6490万円。  なお、破産手続きを進めるなかで、弁護士との協議のもと、事業継続の可能性について模索している。  また、関係会社の(株)イージーエイト(TDB企業コード:557019632、資本金300万円、同所、代表鍋田文和氏)と、(株)プログレス(TDB企業コード:036019575、資本金100万円、同所、代表鍋田文和氏)も近日、自己破産を申請する見込み。  東京都内で確認された新型コロナウイルス関連倒産は100件目となる。