『NEO ECONOMY 世界の知性が挑む経済の謎』ほか 『アジア経済はどう変わったか アジア開発銀行総裁日記』
米中対立下、高成長は可能か 今後を考える大きな助けに評者/BNPパリバ証券経済調査本部長 河野龍太郎
<2020年8月29日号> 米中対立下、高成長は可能か 今後を考える大きな助けに 評者/BNPパリバ証券経済調査本部長 河野龍太郎 フィリピンのマニラに本拠を置くアジア開発銀行(ADB)は、1966年、アジア途上国に対し経済開発のための資金を供給すべく、日米を中心に作られた国際金融機関だ。設立当初は、食料確保さえままならない貧しい国が多かったが、今や韓国やシンガポールなど豊かな国も多い。本書は、今年1月まで7年間、ADB総裁を務めた元財務官僚の回顧録だ。
本文:3,355文字
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