中央に描かれた丑の絵…和気神社に大きさ日本一のジャンボ絵馬お目見え【岡山・和気町】
岡山放送
迎春準備の話題です。岡山県和気町の神社に毎年恒例の日本一のジャンボ絵馬がお目見えしました。2020年は、新型コロナ収束への祈りも込められた絵馬になっています。 (中島悠希記者) 「こちらがきょう(15日)奉納されたばかりのジャンボ絵馬。私の身長が160センチメートル程、比べてもその大きさが分かる」 岡山県和気町の和気神社に12月15日、お目見えしたジャンボ絵馬、幅10メートル、高さ8メートルとその大きさは日本一ということです。 絵馬の中央に描かれた2021年の干支、丑の絵は和気町出身の日本画家、徳永春穂さんの作品です。例年は、世の中の平和を願って「天下泰平」の文字が描かれますが、2020年は新型コロナ収束の祈りを込めて「疫病退散」と描かれています。 (和気神社 小森国彦宮司) 「人類の歴史は疫病との戦い。丑をお祀りして疫病を祓ったという記述もある。今年(2020年)は特に牛で新型コロナが早く収束するように祈りを込めた」 和気神社では、初詣での3密を避けるため「幸先詣」として12月15日からお守りや縁起物の販売を始め、一足早い初詣を呼びかけています。
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