膨らむ広島駅南口広場の再整備費、広島市の負担は合計248億円に
広島市とJR西日本、広島電鉄(中区)の3者が連携して進める広島駅南口広場(南区)の再整備費を巡り、市は増額する160億円のうち国と市が各78億円、広電が4億円を負担するとの見通しを示した。 【一覧】広島駅南口広場の再整備費増額の内訳 資材価格・燃料費の高騰で… 6日にあった市議会一般質問で戸田祐二道路交通局長が「現状のスキームや広電との負担割合に当てはめた試算」として説明した。増額後の事業費520億円の負担額は市248億円、国250億円、広電22億円と見込む。 市は11月、建て替え中のJR広島駅ビル2階に乗り入れる路面電車の「駅前大橋線」の整備などで資材や労務費の上昇、工法変更による追加費用が必要として160億円の増額を発表した。
中国新聞社