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【医師に聞く】「寝るときだけ鼻づまり」が起こるのはどうして?

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Medical DOC

せっかくウトウトしてきたときに限って起きる鼻づまり。鼻をかんでみても通らず、ますますイライラが募るばかりだ。いったい、何が原因なのだろう。そんな、安眠を妨げる鼻づまりについて、水島耳鼻咽喉科の水島先生に解説いただいた。先生によると、生死に結び付きかねないリスクが隠れているそうだ。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

【この記事の監修医師】 水島豪太先生(水島耳鼻咽喉科 副院長) 日本大学医学部卒業、東京医科歯科大学耳鼻咽喉科入局。同大学付属病院や一般医院勤務後、カリフォルニア大学サンディエゴ校へ留学。2016年、AGAヘアクリニック開院とともに、水島耳鼻咽喉科の副院長に就任。最新の知見・技術と地域特性を組み合わせた医療に努めている。耳鼻咽喉科専門医。日本耳鼻咽喉科学会、日本めまい平衡医学会、日本遠隔医療学会、日本再生医療学会、国際毛髪抗加齢医学学会などの各会員。

程度の差はあるものの、誰にでも起こりえる鼻づまり

編集部: 眠ろうとすると鼻がつまり、困っています。どうして夜だけ鼻づまりが起こるのでしょう? 水島先生: それは、夜になると、副交感神経の働きにより、鼻の粘膜が腫れてくるからです。副交感神経は、夜のような「お休みモード」で優位になってきます。そして、酸素を多く取り込むことにより、異物の侵入阻止を優先してくれるんですね。一方、日中の「活動モード」では交感神経が優位になり、鼻の通りを良くします。 編集部: しょうがないと、あきらめたほうがいいのでしょうか? 水島先生: そんなことはありません。息すらできなくなるほどの鼻づまりには、何か原因があるはずです。例えばアレルギー性鼻炎で、もともと鼻の粘膜が腫れていたり、別の炎症を起こしていることも考えられます。 編集部: 布団の中にいるダニなども気になります。 水島先生: 十分ありえますよね。ただ、ダニのフンや死骸は、布団の中に限らず、部屋の床にも広がっているはずです。就寝中だけ鼻が詰まるのであれば、別の要因も考えられるでしょう。自分で決めつけずに、耳鼻科を受診してください。ただし、布団を清潔に保つことは重要なので、定期的なお手入れを続けましょう。 編集部: 市販の鼻づまり薬を使うのはどうでしょう? 水島先生: 市販の点鼻薬には血管収縮剤が含まれていますので、鼻の通りを良くしてくれます。ただし、常用するようになると、「耐性」といって、お薬が次第に効かなくなってくるのです。依存症や薬物性鼻炎に発展することも考えられますので、お勧めできません。

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