阪神 9回2死から大山悠輔の起死回生2ランも延長12回に力尽く
◇プロ野球セ・リーグ 巨人6-2阪神(20日、甲子園球場) 阪神は9回2アウトから大山悠輔選手のホームランで同点に追いつきますが、延長12回に力尽き4失点。6-2で巨人に敗れました。 阪神-巨人の「伝統の一戦」。阪神・先発の青柳晃洋投手は6回2失点と粘りの投球を見せます。 しかし打線の援護が無く、巨人先発・戸郷翔征投手の前に8回4安打に抑えられ、得点を奪えません。 それでも迎えた9回、阪神は2アウト1塁の場面で巨人・デラロサ投手から大山選手が起死回生の同点2ラン。試合を振り出しに戻し、延長戦に突入します。 延長10回、阪神は1アウト2塁とサヨナラのチャンスを迎えますが長坂拳弥選手、近本光司選手が三振に倒れサヨナラとはならず。 すると延長12回、この回からマウンドに上がったアルカンタラ投手が誤算。味方のエラーで先頭打者に出塁を許すと、デッドボールとヒットでノーアウト満塁のピンチを招きます。ここで立岡宗一郎選手に痛恨の勝ち越しのタイムリーを許します。 さらに続く代打・中田翔選手にも、2点タイムリーを浴びるなど、この回だけで阪神は4失点。延長12回、5時間3分にわたる激闘を6-2で落とした阪神。これで投手陣が3失点以下に抑えていた連続試合も21試合でストップしました。