【50代の不調ケア】お疲れ気味の年末に…胃と背中の張りをほぐす「手もみ」ケアを!
例年であれば忘年会やクリスマスなど、イベント疲れが胃に出やすいこの時期。今年はストレスで…という方も少なくないのでは?今回は胃の不調に効果のある手の反射区ケアを英国ITEC認定リフレクソロジスト 市野さおりさんに紹介いただいた。
●胃の不調 【胃と背中の張りを取るアプローチを】 胃の反射区でも、左手は胃の上部、右手は胃の下部に関連している。逆流性食道炎などゲップが多い人は左手に、食後の胃痛などは右手に行う。背中の張りが胃に影響していることがあるので、背中の反射区への施術も助けになる。 ■左手は胃の上部、右手は下部に対応 母指丘の中央、親指の幅くらいが胃の反射区。左手と右手では、刺激できる胃の部分が違うので、症状に合わせて使い分けを。
■背中の張りをほぐすのも有効 手を握ったときに飛び出る、4つの関節のあたりを、下から上に向けて刺激します。グリグリと皮膚を動かすようなイメージで。 胃の不調は優しい食生活とストレスをため込まないことが大切。また、寒さで縮こまって背中も張りやすい冬。ちょっと辛いという時はもちろん、疲れた時、リフレッシュしたい時、「手もみ」ケアを取り入れて、健康維持に役立てよう。 今回の話を伺った先生 市野さおりさん 看護師、英国ITEC認定リフレクソロジスト・アロマセラピスト。「コンフィアンサせき鍼灸院」でボディケアを行う。著書に『不調と美容のからだ地図』(日経BP)など 撮影/フルフォード海 構成・原文/山村浩子