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ダイアナ元妃「最後の誕生日」、ファンのもとへ歩み寄っていた

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ハーパーズ バザー・オンライン

ダイアナ元妃が、もし今も健在であれば今年7月1日に59歳の誕生日を迎えていた。今も多くのロイヤルファンたちが元妃の死をいたみ悲しむこの日、彼女は人生最後となった36歳の誕生日をどのように過ごしたのだろうかと、思い返してみる人もいるかもしれない。 【写真】永遠のファッションアイコン、ダイアナ妃のベストルック ダイアナ元妃は1997年、フランス・パリで自動車事故によって命を落とすわずか2カ月ほど前のこの日、ロンドンのテートギャラリーで行われた開館100周年記念の祝賀会に出席していた。 『ピープル』誌によれば、黒のビーズがちりばめられたジャック・アザグリーのドレスに身を包んだ元妃は、ギャラリーに到着するとすぐには会場に入らず、待ち構えていたファンたちのもとへ歩み寄ったそう。集まった大勢の人たちに笑顔で挨拶し、プレゼントを受け取るなどしたという。 花束やハート形のバルーンを受け取る元妃の笑顔は、彼女が亡くなるその瞬間まで、イギリスの人々にとっての「民衆のプリンセス」だったことを思い出させる。

社会的公正のために闘ったダイアナ元妃の活動は、息子のヘンリー王子に引き継がれている。王子は1日、若者たちの人生に前向きな変化を起こすことを目指す慈善団体「ダイアナ・アワード」の授賞式にリモートで登場。出席者たちを驚かせた。 感傷的でもあったスピーチのなかで王子は、現在アメリカをはじめ各国で行われている「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」運動にも触れ、次のように語った。 「母は皆さんの多くに、インスピレーションを与えてきたことでしょう。きっと母は、皆さんを助けるために闘っていたはずです。皆さんと同じように、母は決して簡単な道、多くの人が選ぶ道、ラクな道を選びませんでした。何かのために公然と闘い、必要とする人々のために立ち上がってきました」 「世界はいま、痛みやトラウマが表面化するなかで、分断と孤立、怒りに支配されています。ですが、私は皆さんのような人たちのなかに、最大の希望を見出しています。世界の未来と、その癒しの力に確信を持っています。未来は皆さんの手にあるからです」 「私の妻は少し前、私たちとその前の前の世代は、過去の過ちを正すための十分な行動を取ってこなかったと話しました。そのことについては、私も申し訳なく思っています──世界を、皆さんにふさわしい場所にすることができなかったことを」 「制度的な人種差別は、私たちの社会に受け入れられるものではありません。それでもいまだに、風土病のように残っています。すべての皆さんにとってのより良い世界を作るためには、無意識の偏見があることを、とがめず認めなくてはなりません」 ヘンリー王子が、どれほど母ダイアナ元妃を誇りに思っているかがうかがえるスピーチを聞いて、天国の母もきっと息子を誇らしげに思っているはず。

From Harper’s BAZAAR

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