捕手サインを7度拒否って…どうよ?!横浜DeNAが中日に完敗して今季5連敗を喫した理由とは
中日の左腕、小笠原は理由は知らないが、ピッチャーにはタブーとされている網のグラブを使っている。そのグラブの隙間からボールの縫い目がハッキリと確認できる。もしかすると、そこに球種のクセが潜んでいるのかもしれない。小笠原のチェンジアップが事前にわかれば、それだけで攻略の確率は増す。オースティンやソトらに、そういうテクニックを求める必要はないのかもしれないが、前ラミレス監督は現役時代に細かな投手のクセを盗んで結果を出してきた。阪神の“レジェンド”ランディ・バースもそうだった。 果たして横浜DeNA打線はそういう高度なプロの攻防戦を含めた対策を練っているのだろうか。 引き分けを挟んで今季3度目の5連敗。 今日19日には、連敗ストップのマウンドに浜口が立ち、明日20日には、手術で出遅れたいたエースの今永がついに今季初登板する。三浦監督も「今永の存在自体が周りに影響を与える。他の投手に刺激になるし手本にもなる」と期待を寄せる。 浜口は、こんな話をしていた。 「今永さんは絶対的なピッチャー。チーム全体にいい影響を与え、僕自身も刺激を受ける。(今永が)病み上がりで厳しい昇格になっていることに責任を感じている。できるだけ今永さんの負担を少なくするようにピッチャー陣を引っ張っていきたい」 対中日3連戦の残り2試合。浜口、今永の左腕コンビで連敗を止めチーム状況を少しでも上向きにしておきたい。25日からは苦戦が予想されるパ・リーグとの交流戦が始まるのである。