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「ドジョウ広場」に集まれ 金沢・宮野町、養殖池にモニュメント

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北國新聞社

 宮野町にあるドジョウ養殖池に、ドジョウをかたどった陶製のモニュメントが登場した。かほく市の陶造形家・金正逸さんの作で、敷地の2カ所に設置されている。養殖池は19日、市民の憩いの場として開放される予定で、運営する台丸(だいまる)谷(や)勝雄さん(69)=宮野町=は「気軽に立ち寄ってもらい、地元の自然や芸術に親しんでほしい」と期待を込めている。

 養殖池に設置されたモニュメント「ドジョウの外出」は、水の中に生きるドジョウのかわいらしさや生命力を生き生きと表現した。このほかにも水の中を泳ぐドジョウの姿から、生命の循環を表現した「二つの世界」とした作品が設置されている。

 養殖池は町内の約1800平方メートルを利用し、台丸谷さんが昨年から運営している。二つの「お堀」のように設計した水路の中で水車を回して水流を作り、ドジョウに適した環境を整備するなどしている。マツウラ技研(松寺町)の松浦明久代表が技術協力する。

 かねてから養殖池を交流の場にしたいと考えていた台丸谷さんは、お堀の「中州」で、池の水を利用した果樹や野菜の栽培を行ってきた。子ども連れが訪れ「水音に癒やされる」と好評だったこともあり、養殖池をより広く利用してもらえるよう考えた。

 親交のあった金さんらが全面協力し、2カ所のお堀の中州にモニュメントを設置した。お堀を渡る橋や、井戸のデザインも金さんが担当し、池全体の改良を進めた。

 19日は11時からオープン記念イベントとして、ドジョウのかば焼きの販売や、つかみ取りなどを行う。消毒液も設置し、来場者にはマスクの着用を求める。台丸谷さんは「町の一つの顔として、また来たいと思ってもらえるような場所にしたい」と話した。

北國新聞社