俳優引退を宣言したマイケル・J・フォックス、ダイアナ元妃とのデートの思い出を語る
回顧録『No Time Like the Future: An Optimist Considers Mortality(原題)』を発表したばかりのマイケル・J・フォックス。マイケルは1991年にパーキンソン病だと診断され1998年に公表。一時期引退して治療に取り組んでいた。その後パーキンソン病の啓蒙活動をスタート、ドラマ「グッド・ワイフ」などに出演し俳優業も再開した。しかしこの回顧録の中で「少なくとも今の時点で僕は2度目の引退をする。もしかしたらそれは変わるかもしれない。しかしこれが僕の演技のキャリアの終わりであっても構わない」と綴り、俳優生活を終えることを示唆している。
この回顧録の発売と同時にジミー・ファロンのトーク番組に出演したマイケル。これまで長年セレブとして人気を集めてきただけに、彼には数々の噂がある。その1つがダイアナ元妃と一緒に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見たというもの。ジミーに真偽を聞かれると「本当だよ。ロンドンで開催されたワールドプレミアだった」。マイケル曰く「隣に座ったダイアナ元妃とデートしているようだった。すごく嬉しかったよ」。
でも映画が始まってすぐに事態は急変。「突然トイレに行きたくなってしまったんだ。死にそうだったよ。妃に話しかけることもできないし、背を向けてトイレに行くわけにもいかない」。マナー違反になるから席を離れられなかったと明かしている。「だからただひたすら苦しいだけだった。僕の人生で最高の夜になるはずだったのに悪夢になっちゃった。尿意を我慢するっていう悪夢にね」。
ちなみにマイケルによるとダイアナ元妃はマイケルの苦悶に気がつかなかったよう。「何度か笑い声をあげていたよ」と振り返っている。デートとしては成功しなかったけれど、思い出に残る夜になったのは間違いなさそう。