【オートレース】森且行、最終日は5着「腰回りが…」次回飯塚で巻き返しなるか~伊勢崎G2レジェンドカップ
タイヤチェンジで翻ろうされた跳ねからは解放されたが、今度は“年末渋滞”にはまってしまった。 オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は8日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催されたG2「レジェンドカップ」最終日・第10R「選抜戦」に出走。8車立ての7枠から発進して、序盤から後方へ控える展開に。足色的には相手とそん色ない動きを披露したが、前方に車が重なって行き場を探せない周回が続き、なかなかパワーを活用し切れず。最後の最後まで懸命に着順アップを狙ったが5着でゴール線を通過した。 ロッカーへ帰ってきた森は、苦笑いを浮かべ続けながらもどかしい一戦を振り返った。「う~ん、前が壁になっちゃって全然行き場がなかったよね。腰回りが合っていないので、中に車を向けることができないんだよなあ。乗っていて余裕がないんだ。風の影響もすごくて、もう異常だよ!腰回りは本当にやり続けているんだけれど、いじればいじるほどダメになっちゃう(ここは悲しそうな表情で)。タイヤは交換して跳ねはなくなったし、エンジンは悪くないんだけれどね。腰回りが合っていないので、エンジンを生かせないんだ…」 前回の落車後(11月22日)、エンジン状態に大きな悪影響は見えないが、腰回りの形状を完全修正できていない。それがMニジュウサン号の現在地である。「とにかくまずは腰回りをなんとかしないとね!エンジンも余裕があったら下回りをやりたいね(今度は前向きな様子で)」 次回はG1「第68回開設記念レース」(13日から飯塚)への出走を予定している。
報知新聞社