Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

鉛筆の持ち方を強制的に直すのは逆効果!親は優しく丁寧に粘り強く声かけを

配信

ベネッセ 教育情報サイト

【質問】 1年生の長男は、鉛筆の上に人指し指だけでなく中指も乗せて書いています。 間違った持ち方だと、疲れやすいので集中力にも影響し引いては学力にも影響すると聞きました。 今のうちに直したいと思って口を酸っぱくして言っているのですが、いくら言っても直りません。(オレンジジュース さん)

親野先生からのアドバイス

オレンジジュースさん、拝読いたしました。 確かに、鉛筆を正しく持てるといいことがいっぱいあります。 たとえば次のようなことです。 鉛筆がうまく動かせるので、正しく美しい字が書ける 鉛筆の先に力がうまく伝わるので適度の筆圧で書ける 無理な力がいらないので、手が疲れない 覗き込まなくても鉛筆の先が見えるので、いい姿勢を保てる これらの総合として、集中力が続き学力にいい影響がある 私も、教師として、鉛筆の持ち方にはかなりのこだわりを持って指導してきました。特に、低学年を受け持ったときは、「今のうちに」という気持ちでかなり粘り強く指導してきました。 その結果わかったことを紹介したいと思います。 まず、私のイチオシは軸が太めの三角鉛筆で書かせることです。 普通の太さの三角鉛筆でも、六角鉛筆よりは書きやすいと思います。でも、太めの三角鉛筆が一番です。これだと、親指、人指し指、中指がそれぞれ正しい位置に定まりやすく、しかもそれほど力を入れなくても書けます。 いろいろな鉛筆や補助器具も試しましたが、今のところこれに勝るものに出会っていません。 次に、鉛筆を正しく持つことのよさを子どもに納得させることが必要です。折に触れて、先の5つのことを子どもに話してあげてください。納得度とやる気は比例しますので、これは大切なことです。 次に、親が絶えず声かけすることも大切です。 たとえば、次のようにします。 宿題をやる前に、「さあ、正しい持ち方で書こう」と言う 「最初の1分だけは、絶対正しい持ち方で書こう」「最初の1ページだけは絶対正しい持ち方で書こう」などの言い方もおすすめです 「また持ち方が違う。ダメだね」「正しく持たなきゃダメでしょ」などの否定的な言い方はやめて、「正しく持つと上手に書けるよ」などの肯定的な言い方や「さあ、正しく持とう」などの単純な言い方に徹してください。 また、子どもが正しく持って書いていたら、必ずほめてあげてください。これも、とても大切なことです。

【関連記事】