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キーコーヒー、家庭用が好調 牽引役は中容量帯レギュラーコーヒー

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食品新聞

 キーコーヒーの20年3月期連結業績は、売上高1.5%減の626億6400万円、営業利益7.1%増の5億3100万円となった。  販売面では家庭用コーヒー事業が好調だった一方、昨秋の自然災害や新型コロナウィルス感染拡大で業務用コーヒー事業と飲食関連事業の減収が足を引っ張った。  収益面は、付加価値品の拡販や工場間における最適製造体制の確立などが奏功した。  今期出足は、外出自粛などが影響して家庭用コーヒー事業が引き続き拡大傾向にある。  100~200g中容量帯レギュラーコーヒーの主力となる「プレミアムステージ」(200g粉)が前期後半から好調に推移し4月単月の数量ベースで20%増となった。  豆タイプの「プレミアムステージ」(200g豆)の伸長も著しく、3月、4月は30%台で拡大した。  これらの動きについて「どちらも通常は変動が少ないアイテムであり、外出自粛に伴い家庭内で過ごす時間が増えたことが寄与したとみている。 単なる杯数の増加や巣ごもり、買いだめに加えて“時間をかけてしっかりコーヒーをいれるスタイル”の広がりや“アウトホーム飲用需要”からの流入も要因と考えている 」(キーコーヒー)。  今後の家庭用コーヒーの取り組みとしては、上昇基調にある中容量レギュラーコーヒーを強化。「創業100周年施策をフックに仲間入りした『SINCE』シリーズとともにアクセルをかけていく」。  同社は今年8月に創業100周年を迎えることから、これまで継承された技術・伝統を現代風に進化させた新シリーズの第一弾として「SINCE1920 BLEND No.100」を昨秋に新発売。  同商品が創業100年にフォーカスした商品であるのに対し、今年は、創業からの伝統や技術を踏襲しながら次の100年に向けたメッセージを発信すべく「SINCE2020 BLEND No.200」を新たに追加した。  コミュニケーションは「レギュラーコーヒーならではの魅力とノウハウを伝えるデジタルコンテンツを拡充していく」考えで「ドリップしよう。」や“オンラインお茶会”に活用できる「おうちカフェ KEY」に磨きをかけていく。  なお家庭用コーヒー事業の前期売上高は、「グランドテイスト」をはじめとするレギュラーコーヒーと「ドリップバッグ」などの簡易抽出型レギュラーコーヒーが牽引役となり1.2%増の183億3700万円となった。

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