星槎国際高湘南の女子バレー部元監督、部員の髪引っ張る 簡裁が罰金10万円
星槎国際高校湘南(大磯町)の女子バレーボール部員の髪の毛を引っ張ったとして、同部元監督の男性(78)=川崎市中原区=が暴行容疑で書類送検されていたことが13日、捜査関係者などへの取材で分かった。5日に横浜区検が暴行罪で男性を略式起訴し、横浜簡裁は罰金10万円の略式命令を出した。 起訴状などによると、男性は昨年7月下旬ごろ、川崎市中原区内の高校で、当時3年の女子部員(17)の髪の毛を手でつかんで引っ張る暴行を加えた、とされる。 捜査関係者によると、男性らは練習試合で同校を訪れ、ミーティング中だった。 女子部員と保護者が今年4月、旭署に被害届を提出し、署は8月に男性を暴行容疑で書類送検していた。 同校は神奈川新聞社の取材に対して「(男性を)昨年12月に解雇しており、事実関係は把握していない」としている。 同部は2014年に創部し、19年に全国高校総体に出場している。
神奈川新聞社