13歳で精神科病院に入院した女優のドリュー・バリモア、同じ境遇のブリトニー・スピアーズに共感
女優のドリュー・バリモアは、ブリトニー・スピアーズに共感するだけでなく、その気持ちがわかると話す。 彼女がホストをつとめるトーク番組『The Howard Stern Show』のインタビューで、幼い子どもの頃から有名人になる危険性について語った。スピアーズのことが話題になると、彼女はスポットライトを浴びながら大人になった自身の経験を振り返った。 【写真】全米を騒然とさせたドキュメンタリー「Framing Britney Spears」とブリトニー・スピアーズを応援するセレブたち スピアーズと同じく、バリモアも母ジェイド・バリモアの保護下にあった13歳の時に精神科病院に入院している。
「私はそういった多くの人にすごく共感できるの。きっと世間の人は“この人たちはパーティガールよ。恵まれているくせに、よくもまあ、何を感じるって言うのよ。自分で身をさらしたのだから自業自得。格好の餌食だわ“と思うでしょうね」 「でも、私は“彼女たちだって人間よ。ただの人間なのよ“と言いたいわ」とバリモア。 「衆目に晒されるなかで成長することは難しい。とにかくキツイの。私はバン・ナイ精神科病院(Van Nuys Psychiatric)というところに1年半いたのだけれど、そこでは、手を出すことは許されなかった。もしやったら、拘束部屋に入れられるか、拘束具付きのストレッチャーに縛りつけられるのよ」
当時を振り返ってみて、母はそうするしかないという気がして決めたのだろうと思い、母を許すことにしたと言う。 「あれは彼女の最後のあがきだったのね。私は本当に手がつけられない状態だったから、その選択をした母を許すわ。彼女はたぶん、他にどこも頼れるところがないと感じていたのよ」 最近、Huluと『New York Times』紙がプロデュースしたドキュメンタリー『Framing Britney Spears』がリリースされたことで、スピアーズに新たな関心が集まっている。 同ドキュメンタリーは、スピアーズが2008年から成年被後見人になるに至った出来事やメディアによる大騒ぎを詳細に描いたもの。父ジェイミー・スピアーズの支配下にいる状況は今現在もずっと続いている。
Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com