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数値に現れた韓国のコロナショック…第2四半期の売上高、10%急減

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ハンギョレ新聞

韓国銀行、外部監査企業のうち3862社を分析  6四半期連続で減少…2015年以降最大 米欧の封鎖が輸出製造業を直撃  企業各社の営業利益率が下落 中小企業0.7ポイントダウン…大企業は0.1ポイントダウン  税引前純利益率も5.2%で0.2ポイント下がる 1千ウォン分売っても利益は52ウォンだけ

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の衝撃を受け、第2四半期の国内企業各社の売上げ減少率は二桁に達し、史上最大の下落率を記録した。営業利益率など、企業の収益性も悪化した。  15日、韓国銀行が外部監査対象企業のうち3862社の第2四半期の実績を分析した資料によると、売上高が1年前より10.1%減少し、統計を取り始めた2015年以後、減少幅が最も大きかった。COVID-19が影響を及ぼし始めた第1四半期(-1.9%)に比べても、売上の減少幅が5倍以上拡大した。第2四半期に入り、米国や欧州が強力な封鎖措置に乗り出し、韓国の輸出製造業が大きな打撃を受けたためと見られる。企業の売上は2019年第1四半期以降6四半期連続で減少している。成長の動力が弱体化するにつれ、企業の外形が日増しに縮小しているのだ。  業種別に見ると、製造業の売り上げが12.7%減り、衝撃が大きかった。国際原油価格の下落で石油化学業種の売上が26.8%急減し、自動車需要の不振で運送装備業も17.3%も減少した。サービス業など非製造業も売上が6.5%減少し、歴代最大の下落率を示した。旅客・貨物の航空輸送が減少した影響で運輸業の売上が15.8%も急減した。貿易の萎縮で卸売りと小売業(-6.9%)も打撃を受けた。  企業の外形を表すもう一つの指標である総資産(資本+負債)は、負債増加で前年同期に比べ1.1%増えた。COVID-19による不確実性の影響で、大手企業各社が非常資金を確保するため、会社債発行を増やしたからだ。  企業の収益性も落ちた。売上高に対する営業利益率は昨年第2四半期の5.5%から5.3%へ下落した。やはり製造業(5.7%→5.3%)の不振の影響が大きかった。運送装備業の営業利益率は1.0%まで落ち込んだ。金属製品業(6.5%→3.6%)は、輸入原材料(鉄鉱石)の価格は上がったにもかかわらず、製品の販売価格は下がり、収益構造が悪化した。非製造業の営業利益率(5.3%)は0.1ポイント上昇した。国際航空輸送量は減ったものの、貨物運賃が値上がりし、運輸業の営業利益率(4.2%→6.4%)が改善されたためだ。中小企業の営業利益率の下落幅(0.7ポイント)が大企業(0.1%ポイント)より大きかった。  キム・ヨンイク西江大学経済大学院兼任教授は「第2四半期の名目成長率(-1.6%、対前年同期比)に比べ、企業の売上の減少幅が大きすぎる」とし、「一部優良企業を除いては売上と営業利益が同時に減少する『経済縮小』時期に入った」と評価した。  税引前純利益率も0.2ポイント下落した5.2%だった。企業が1千ウォン(約89.5円)分の商品を販売した場合、実際に手に入れた金額は52ウォン(約4.7円)になるということだ。中小企業の純利益率(5.1%)が1.1ポイント急落し、大企業(5.2%)と逆転した。  企業の安定性を示す負債比率は87%で、第1四半期(88.2%)より低くなった。主要企業が第1四半期末に負債として計上した未払い配当金を第2四半期に支給した影響だ。借入金依存度(25.6%)は社債発行の増加で0.3ポイント上昇した。 ハン・グァンドク先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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