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絶対にめげないヒロインに釘付け! 8月の「誰かに教えたくなるシネマ」

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キネマ旬報WEB

毎月リリースされる未公開、単館系作品の中から、「観たら必ず誰かに教えたくなる」作品を厳選してご紹介。劇場で見逃した作品や隠れた名作が多く並ぶレンタル店だからこそ出会える良作、小規模公開でありながら傑作といった、様々な掘り出し映画との出会いを映画専門家レビューと共に提供します!

絶対にめげないヒロインに拍手 映画『新喜劇王』

映画『新喜劇王』あらすじ 映画スターを目指すも、一向に芽が出ないモン。そんな彼女に、落ち目のスター俳優マーが主演する大作に出られるチャンスが。傍若無人に振る舞う彼と夢を叶えようと前進するモン、ふたりの人生が思わぬ形で交錯し……。 映画『新喜劇王』映画専門家レビュー チャウ・シンチーが99年製作の主演ヒット作を、自ら監督してリメイク。万年エキストラの女優の姿を通して映画業界の光と影が描かれるわけですが、美容注射を打ったらゴリラ鼻になってしまったり、傍若無人な元スターに頭をボコられたりと、彼女に降りかかる試練が辛すぎる! しかし、濃厚ギャグと濃密キャラが入り乱れるシンチーならではのタッチが活きてガハハと笑ってツルッとイケてしまいます。それでいて、夢を抱くこと、信念を貫くことの尊さもしっかり訴えているので思わず最後はウルルン!

束の間の楽園、僕らのダンスタイム 映画『スウィング・キッズ』

映画『スウィング・キッズ』あらすじ 1951 年朝鮮戦争。当時最大規模の巨済(コジェ)捕虜収容所では、収容所のイメージ戦略のため、捕虜たちによるダンスチーム結成プロジェクトが計画される。一番のトラブルメーカーであるロ・ギスを中心に練習が始まり……。 映画『スウィング・キッズ』映画専門家レビュー EXOのD.O.が収容所のボス的捕虜を好演し、所長の企みとは知らずにタップダンスの沼へとハマっていく様を見事なまでに体現。「サニー 永遠の仲間たち」のカン・ヒョンチョル監督が、多彩な名曲を駆使して魅せる音楽群集劇。元ブロードウェイダンサーの下士官を迎えた、個性豊かな仲間と魅せるタップダンスの見せ場の連続には心が躍る。計画が露呈するクライマックスで天国から地獄とはこのことか、というトラウマ級の惨状を目にすると、ダンスに熱中した彼らの青春の儚さが募っていくばかりだ。