6代目トヨタ「4ランナー」に初の「トレイルハンター」グレードが登場!アメリカのオフロード文化を象徴するSUVが新章へ突入!
どこへでも行ける冒険車としての北米向けSUV「トヨタ・4ランナー」が第6世代に突入し、アメリカにおけるオフロード文化の象徴として確固たるものとなっている。40年以上にわたり、4ランナーは、非常に高い能力、ダイナミックな走り、耐久性を備えたオフロード車という当初のコンセプトに忠実であり続けている。6代目の車両開発においては、快適性と乗員体験が重要な焦点となっており、初グレードとなる「トレイルハンター」、「プラチナム」を含む計9グレードが展開される。新型トヨタ・4ランナーは、2025年1月に北米のディーラーに導入される予定とされており、メーカー希望小売価格(MSRP)は4万770ドル(≒622万円)から。 【画像ギャラリー】2025年型トヨタ・4ランナー 6代目4ランナーの特長として挙げられるのは、2.4Lターボチャージャー付きi-FORCE MAXハイブリッドパワートレインだ。これは「TRDプロ」、「トレイルハンター」モデル初のプラチナムグレードに標準装備されており、下位グレードにもオプションとして用意されている。i-FORCE 2.4Lターボエンジンは最高出力278馬力、最大トルク429Nmを発揮し、EPA(米国環境保護庁)の推定値では高速道路走行で11.0km/Lを実現する(編集部換算値)。2つ目のパワートレインであるi-FORCE MAXハイブリッドは、最高出力326馬力、最大トルク630Nmを発揮し、EPA推定値で10.2km/L(高速道路走行)を実現している(編集部換算値)。 新型4ランナーは、歴代の冒険的なルーツを受け継ぎ、まったく新しいグレード「トレイルハンター」でさらに進化している。トレイルハンターは、専用設計のエンジニアリングと堅牢なコンポーネントにより、トヨタの伝説的なオフロードの信頼性を底上げしている。 i-FORCE MAXエンジンを搭載したトレイルハンターには、オールドマンエミュー・サスペンション、ロープロファイル・ハイマウント・エアインテーク、18インチのブロンズ仕上げホイール付き33インチToyoタイヤ、車載空気圧縮機、カラー選択可能なLEDフォグランプ、ブロンズカラーの「TOYOTA」伝統をモチーフにしたグリルにLEDライトバーを組み込んだような特長的なスタイリングが実装されている。 TRD Proはi-FORCE MAX専用グレードでもあり、可変リヤリザーバーショック、TRDパフォーマンスエアインテーク、33インチToyoタイヤと18インチブラックアロイホイールなどの追加標準装備が含まれている。 4ランナーには、2輪駆動、パートタイム4輪駆動、フルタイム4輪駆動の3種類の駆動方式が用意される。i-FORCE MAXの全グレードには、オンロードでもオフロードでも対応可能な4輪駆動が標準装備。「リミテッド」、「プラチナム」のグレードには、電子制御式センターデフロック機能付きフルタイム4輪駆動が搭載される。
MotorFan編集部