独小売売上高指数、10月前月比-1.5% 予想以上の低下
[29日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が29日発表した10月の小売売上高指数は前月比1.5%低下した。低下幅はロイターがまとめたアナリスト予想(0.3%低下)を上回った。 前年比では1.0%上昇した。 食品は前月比0.1%増加、非食品は2.2%減だった。 ドイツでは小売売上高が大幅に落ち込んでおり、第3・四半期に見られた増加傾向が一部反転している。 パンテオン・マクロエコノミクスのユーロ圏チーフエコノミスト、クラウス・ビステセン氏は、小売売上高指数は失望を招く内容だったが、第4・四半期全体では引き続き増加するだろうと指摘。 ただ「国内総生産(GDP)伸び率は在庫が大きな足かせになる可能性が高い」と述べた。