「香り付きトイレットペーパーはどうやって作るの?」日本製紙クレシア工場を小学生が見学! “牛乳パック”を原料にしたトイレットロールの製造工程をチェック
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「岩田剛典 サステナ*デイズ supported by 日本製紙クレシア」(毎週土曜8:00~8:25)。“子どものあした、大人のきょう”をテーマに、未来に向けて“夢のあるバトン”となるSDGsアクションやエンタテイメントを紹介していきます。
「Focus on SDGs」のコーナーでは、未来につながるさまざまなSDGsアクションに注目! 今回の放送では、番組への応募から抽選で選ばれた小学生たちによる日本製紙クレシアの工場見学レポートの模様をお届けしました。
◆日本製紙クレシアの工場を2人の小学生が見学!
埼玉県草加市にある日本製紙クレシアの東京工場に、小学3年生のたくみくんとひなちゃんが行ってきてくれました。まずは、日本製紙クレシアの長谷川さんから「牛乳パックのリサイクル」について伺いました。 東京工場では、牛乳パックを原料にして加工したトイレットロールを提供しています。牛乳パックの表面のツルツルしている部分は、プラスチックを原料にした素材「ポリエチレン」でコーティングされています。工場ではコーティングのポリエチレン素材を取り除き、純粋なパルプを抜き出しています。 説明を聞いた、たくみくんからは「牛乳パックだけでトイレットペーパーはできますか?」との質問が。牛乳パックのパルプの原料の多くは針葉樹であり、繊維は長くて強いのが特徴です。 一方で、広葉樹は繊維が短くてふんわりしています。ティッシュペーパー、トイレットペーパーの製造においては、針葉樹と広葉樹を混ぜて使っています。長谷川さんは「針葉樹だけで作ると肌触りが硬いものになってしまうんです。牛乳パックだけだと柔らかいものが作りにくいので、配合しています」と説明してくれました。 続けて、たくみくんとひなちゃんは工場のなかで機械の説明を受けます。ここからは、長谷川さんに加えて、東京工場の藤(とう)さんの案内もありました。 はじめに、液状のパルプを細かいメッシュに吹きつけシート状にして、脱水をおこなった後、高温で一気に乾燥させ、ロール状に巻き取っていく工程を見学。紙を抄く(すく)ための機械「抄紙機(しょうしき)」は時速100kmを超える驚きのスピードを誇ります。その後、トイレットロールにするため長い芯に紙を巻いて、乾燥させてカットする工程もチェックします。 工場では、ひなちゃんからの「香り付きのトイレットペーパーはどうやって作るの?」という質問も。香りは、紙ではなく芯に付けます。芯に香りを付けた状態で封をすると、全体に香りが移ることが明らかになりました。他にも、ティッシュペーパーを2枚1組で高速に折り畳まれていく工程や、箱詰めされていく様子などを見て工場見学は終了となりました。 <たくみくんの感想> 機械がすごく早く動いていてビックリしました。特に紙を切る機械が早く動いていました。捨てるものをなくしていてすごいと思います。音が大きくて、工場がこんなに暑いと思いませんでした。 <ひなちゃんの感想> 大きなペーパーを切って、箱に入れて、段ボールに入れトラックに載せて、他のところに運ばれている(のがわかった)。ティッシュを箱に入れるのがすごく早かったです。トイレットペーパーのゴミ(裁断後の両端部分など)もまた(原料として)使ってリサイクルするのがいいなと思いました。 2人の感想を聞いたパーソナリティの岩田は、「新しい知識を学ぶピュアな気持ちを感じました。工場見学はすごくいい時間になっているんだなと思いましたね。おつかれさまでした!」とコメントしました。 (TOKYO FM「岩田剛典 サステナ*デイズ supported by 日本製紙クレシア」放送より)