県産品の販路拡大へ 宮崎と台湾の「食のつながり」 台湾現地取材リポート(2)
丸ごと焼かれたキャベツにつけるソースには、都城市の老舗味噌・醤油メーカーが作った辛味噌が使われています。 (鳥苑 湯仲鴻オーナー) 「辛味噌は最後に加えます。辛味噌を入れると、コクが出る。もともとはエシャロットと酢とバターの甘みしかないが、辛みそを入れると濃厚なコクが出てくる。(味をみて)おいしいです。おいしいものはみんな一緒」 さらに、宮崎のお酒も。 こちらのダイニングバーでは、県内の蔵元が手がける焼酎やジン、およそ10種類が提供されています。 (鮨脂 板前酒肴 沈揚軒オーナー) 「ブドウやチョコの風味、そしてさまざまな醸造方法を使った特別な味だと思い、宮崎のものを使うことにした」 ■さまざまな食材を使うことで、地域の文化を知ってもらう機会 少しずつ台湾の食と融合している宮崎の食材。 開店当初から宮崎牛を使用している日本食レストランのオーナーは、定期便再開をきっかけに宮崎の食がより広まっていくと期待を膨らませます。 (淡粋 游博鈞オーナー) 「直行便の再開で宮崎の食を通して台湾の人に宮崎を知ってもらいたい。さまざまな食材を使うことで、地域の文化を知ってもらう機会にもなるので、ぜひ宮崎の食材を通して宮崎を広めていきたい」 豊富な食材がそろう宮崎とさまざまなグルメが楽しめる台湾。それぞれの食を通して今後、交流が活発になっていきそうです。 来月からも、台中市のレストランで宮崎フェアが開催される予定です。 ※MRTテレビ「Check!」11月20日(水)放送分から
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