【全国高校ラグビー】“復活”の京都工学院は聖光学院と激突 ノーシードの実力校・佐賀工は松山聖陵と、報徳学園は仙台育英と対戦 出場51校の組み合わせが決定!
年末年始に東大阪の花園ラグビー場で開催される全国高校ラグビーフットボール大会。104回目を迎える大会の組み合わせ抽選会が12月7日に行われ、各地の予選を勝ち抜いた代表51校、それぞれの対戦相手が決定しました。 【1回戦と2回戦の組み合わせ】はコチラ
代表校のキャプテンや監督が集合して行われた組み合わせ抽選会。キャプテン自らが、箱の中から番号の入った小さなラグビーボールをピックアップする形で実施されました。最初に、シード校13校をトーナメント表の中で定められた番号に振り分ける抽選が行われた後、残り38校による抽選が行われました。各校のキャプテンが番号を読み上げて対戦相手が決定するたびに、出席したキャプテンらはさまざまな表情を見せるとともに、来るべき決戦に向けて静かな闘志をみなぎらせていました。なお、開会式での選手宣誓は、抽選の結果、城東(徳島)の小野晏瑚キャプテンが務めます。
12月27日に開幕 年末年始に熱い戦い!
大会は、12月27日に開幕。開会式に続いて1回戦9試合が行われます。開会式が行われる第1グランドの第2試合では、震災や豪雨といった苦難を乗り越えて出場権を手にした日本航空石川(石川)が登場し、鹿児島実業(鹿児島)と対戦します。第3グラウンドの第2試合では、京都成章との壮絶な決勝戦を勝ち抜いて9大会ぶりに花園への復活を果たした伏見工業の流れをくむ京都工学院(京都)が聖光学院(福島)を迎え撃ちます。そのほか、シード校13校を決定したシード委員会が“シード校に匹敵する実力を有している”と評価する佐賀工業(佐賀)は松山聖陵(愛媛)と、報徳学園(兵庫)は仙台育英(宮城)とそれぞれ対戦します。 翌28日は、1回戦残り10試合。出場51校の中で最後に代表権を手にした長崎北陽台(長崎)は城東(徳島)と対戦。香川県勢としてこの大会の県勢3勝目、学校として初勝利を目指す坂出第一(香川)が、こちらも花園での初勝利を狙う近大和歌山(和歌山)と対戦します。
“シード校13校の間に例年ほどの大きな力の差はない”
30日には、シード校が登場して2回戦16試合が行われます。選抜大会、サニックスワールドユース大会に続く15人制の3つ目のタイトルを狙う大阪桐蔭(大阪)は長崎北陽台と城東の勝者と対戦。昨年度の大会に続く連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)は流経大柏(千葉)と富山第一(富山)の勝者と、前回大会準優勝の東福岡(福岡)は朝明(三重)と光泉カトリック(滋賀)の勝者とそれぞれ対戦します。 3回戦は、年が明けた1月1日。3回戦終了後、勝ち抜いた8校による抽選が再度行われ、1月3日に予定されている準々決勝の組み合わせが決定します。 シード委員会が組み合わせ決定後の講評の中で、今年度の大会はAシードBシードも含めてシード校13校の間に例年ほどの大きな力の差はないと評価した104回の全国高校ラグビーフットボール大会。注目の決勝戦は、1月7日午後2時から。5日の準決勝を勝ち上がった2校によって行われます。