【レベルス】最終戦で日菜太敗れる、海人が判定でREBELS王座獲得
株式会社 Def Fellow KNOCK OUT・REBELSプロモーション 『REBELS ~The FINAL~』 2021年2月28日(日)東京・後楽園ホール 【フォト】海斗の左が日菜太を強襲! ▼【無法島presents】ダブルメインイベント第2試合(第7試合)REBELS-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R ●日菜太(クロスポイント吉祥寺/王者) 判定0-2 ※28-30、29-29、28-29 ○海人(TEAM F.O.D/挑戦者) ※海人が王座を獲得 日菜太は左ミドルを武器に日本70kg級のエースとして君臨。昨年9月には通算70戦目にあたる田村聖戦を持ち味の蹴り技で圧倒し、対日本人無敗を継続。日本最強の称号を盤石としている。レベルスへは2011年1月以来、10年を通じ参戦。さらなる飛躍を見据え、レベルス最終戦のメインイベントを迎える。 対する海人は押しも押されぬシュートボクシングの絶対的エース。国内外の強豪と積極的に拳を合わせてきた。昨年8月のRIZINで自身の階級より5kg以上重い契約体重で元MMA王者ロクク・ダリに判定勝ち、10月のRISEでは70kg契約で緑川創に判定勝ち、11月には喜多村誠を右ハイキックでKOし、70kg超級を主戦場としている。 1R、開始早々、海人が強烈な右ミドル。続く日菜太の左の蹴りに合わせ、海人が右を蹴り返す。スピードのある海人の右ローが日菜太の内ももにヒットも、打ち終わりに日菜太がワンツーを返してヒット。至近距離では左ボディを海人にたたき込み、海人も密着して左ボディを打ち込む互角の攻防を見せる。 2R、日菜太がフェイントから左ボディストレートを伸ばす。海人はコツコツと右ローを日菜太の前足にヒット。日菜太の右ハイはしっかりガードし、日菜太も海人のパンチ連打をガードでやり過ごす。日菜太の左ミドルがヒットも海人はすぐにパンチを返し、打たれっぱなしにしない。スピードのある前蹴り、右ハイで日菜太は思うように前に出られないか。 3R、開始直後のパンチの交換からプレッシャーを強める日菜太。ワンツーの打ち合いから、日菜太が左ミドルを追加。やや疲れが見える海人から組むシーンが増える。海人は組むとヒザを突き上げ、日菜太は至近距離で左ボディ。明確なクリーンヒットを許さない攻防のまま試合終了のゴングを迎えた。 緊張の判定は、ジャッジは1者がドローとしたが、2者が海人の勝利を支持。この瞬間、日菜太の日本人無敗は途絶え、新王者・海人が誕生した。 腰にベルトを巻いた海人はマイクを握ると「レベルスの最後の大会でタイトルマッチを出来たことを光栄に思います」と挨拶。判定後に日菜太と交わした言葉について「これから世界に行ってきてくれとバトンを渡された」と告げ、最後に「世界のてっぺんに立ちます。皆さんの力も必要です。皆さん一緒に世界に行って下さい」とファンと共に世界へ挑む姿勢を見せた。