【速報】新型コロナ、日立市内の工場でクラスター発生か つくば市内の病院も拡大
茨城県と水戸市が20日に発表した新型コロナウイルス新規感染者85人のうち2人は、日立市内の同じ工場に勤務する50代男性。この工場では今月14~19日に男性従業員5人の感染が判明しており、感染者は計7人に広がった。県は「事業所内でのクラスター(感染者集団)発生は否定できない」と説明している。 つくば市内の民間病院では、新たに医療従事者の20~30代女性3人と、既に陽性が確定している患者と同じ病棟に入院する80代女性1人の感染が判明した。同病院での感染者は計12人に拡大した。同病院は14日から当面、救急外来を停止している。 大規模クラスターが発生した特別養護老人ホーム「みほ」(美浦村)では、40代男性職員が2回目の検査で陽性となった。同施設での感染者は計91人となった。 県は「年末年始以降、家庭内や友人との会食など(の感染経路)を含め、県全域に広がりを見せている」と警戒している。
茨城新聞社