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コロナと夏休み…TikTokに集まった気づき むしろ生まれた「一体感」自分で答え「こんな機会はない」

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 「課題に追われる日々で常に急き立てられている感覚」「(部活で)大会もなくそのまま引退が決まった」「たくさんの青春を奪われた」――。ウイルス禍で大きく様変わりした学校生活や夏休み。withnewsが10代や学生を対象としたアンケートと、TikTokで行ったライブ配信のコメントには、悲痛な思いが並びます。世界中で起こっている「異常事態」に目を向けると、自分の心に抱いた違和感を「仕方ない」と閉じ込めてしまいがちです。そんな中、出演したお笑い芸人「グランジ」の遠山大輔さんをはじめ、配信を通して発信されたのは「しんどい気持ちを否定しないこと」と「気持ちを共有する大切さ」でした。(朝日新聞withnews編集部・野口みな子) 【動画】異常事態に「大人に教えてもらうことはない」グランジ遠山さんが伝えたかった「答え」

目標なくした「ぼーっとしていてもいい」

 withnewsは8月29日夜、TikTok教室「みんなの『それな!』」をライブ配信しました。事前に10代と学生を対象に行ったアンケートの声を紹介しながら、ウイルス禍で感じている「心のモヤモヤ」をコメント欄で募集すると、約1時間の配信に2千件以上のコメントが寄せられました。  MCを務めたのは、この春までラジオ「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)で10代の思いと向き合ってきた、遠山大輔さん(グランジ)。そしてゲストは、TikTokで絶大な人気を誇るクリエイター、サラ・コールディさん(24)と修一朗さん(22)です。  「部活・サークルのモヤモヤ」というテーマには、「大会がなくなってしまって、やる気がなくなってしまった」「大会全部できなくなりました」という声が寄せられました。現役大学生でもある修一朗さんは、11年近く野球を続けてきた経験から、「すごくわかります」と声を強めます。  「高校生の時、ずっと甲子園を目指していたんですけど、最後の年に地方大会で負けてしまいました。目標を諦めざるを得ないという、自分の気持ちに整理がつかずに、年明けまでぼーっとしていたんです」  自身の記憶にある喪失感を重ねながら、大会自体もなくなってしまった今年の状況に、「次への切り替えは簡単にできることじゃない」と語ります。修一朗さんが前向きに進み始めることができたのは、高3の1月。「大学に行きたい」という気持ちを持ち始めてからでした。  「だから、やりたいと思えることに出会うまでは、ぼーっとしていてもいいと思うんです」  修一朗さんの言葉に、遠山さんも「早く動けるに越したことはないかもしれないけど、体と心が追いつかないんだったら、無理に動こうとしなくていいってことだよね」とうなずきます。

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