「青森ジュニアアイスホッケーチーム」がマクドナルド杯上位目指し練習励む
青森ジュニアアイスホッケーチーム(以下、青森ジュニア)が現在、来年1月4日~1月19日にフラット八戸(八戸市尻内町)で行われる「第23回マクドナルドカップ争奪青森県チビッコアイスホッケー大会」に向け練習に励んでいる。(青森経済新聞) 【写真】青森ジュニア攻撃の主軸の二人 1986(昭和61)年に設立した青森ジュニアは、盛運輸アリーナ(青森県営スケート場=青森市浜田)をホームリンクとする青森市唯一のジュニアアイスホッケークラブチーム。杉本清監督率いる同チームは現在、中学生3人、小学生12人が在籍する。広報担当者の千葉雄樹さんは「今年のチームの特長は攻撃力。キャプテン・高橋拓未君(6年)、オルティネイトキャプテン相場大翔君(6年)の得点力の高さにも注目してほしい」と話す。 青森ジュニアは11月9日~11月24日、八戸でわれた今シーズン初の大会「第33回八食いきいきチビッコアイスホッケー青森県大会」に出場。9チーム3ブロックで行った予選リーグを無敗で通過し決勝リーグへ進出。優勝チーム八戸南ジュニアと接戦の末惜敗し、5時間後に行った最終戦では疲れが抜けきらず、八戸ホワイトベアに敗退。3位に終わった。 チーム出場2大会目となるマクドナルド杯では、さらに上位を目指し現在、「氷上の連携」を課題に練習を重ねている。同大会は高橋君が現チームで出場する最後の大会となる。 高橋君は日本選抜ホッケーチーム「ジャパンセレクト」の一員として選出され、国際大会に出場するため2月にカナダへ渡ることが決まっている。高橋君は「マクドナルド杯は昨年、9チーム中7位だった。今年はみんなでパスを回し連携プレーを大切にして対戦チームに勝っていきたい。得点の主軸として役割を果たしつつ、メンバーにもチャンスを回したい。攻守どちらにも貢献できるよう全力プレーで臨み、上位を狙いたい」と意気込む。 杉本監督は「厳しい練習をしている分、一試合でも多く勝ってうれしい思いをしてほしい。高橋君はいつも期待に応えてくれるので、普段通りにプレーしてくれればと思っている。八戸のチームに比べてリンクシーズンが短い分ハンディは多いが、それを感じさせない試合ができると期待している」と話す。
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