iPhone 12の真価は心臓部であるA14 Bionicの高性能にあり! Geek Benchでチェック!
新しいiPhoneはもうお買い求めになっただろうか? 今回のiPhoneは4モデル。アルミボディでふたつのレンズを持つiPhone 12/12 miniと、ステンレスボディで3つのレンズを持つiPhone 12 Pro/12 Pro Maxが存在しており、それぞれ、コンパクトさ、カメラの性能の良さ、コストパフォーマンスの良さなどがあり、どれを選ぶか実に悩ましい。
特に、上下の2台、コンパクトなiPhone 12 miniと、最上級のiPhone 12 Pro Maxの発売が少し後発になる、11月6日予約開始、11月13日発売とあって、この2台のサイズ感や性能が実際に分かってから……と思う人も少なくないに違いない。 実は筆者も、「12がお買い得」→「でも標準レンズがないと仕事的に不便だから12 Proにしよう」→「いや、どうせだったら最上位の65mm相当のレンズも試したい」→「デカイのいやだから、いっそのことminiに」→「いや、miniにするならスタンダードの12に?」(振り出しに戻る)……と悩み続けている。いっそのこと、最大最高性能の12 Pro Maxをカメラとして、持ち歩き用にminiの2台持ちという手もあるか? と思うのだが、そんな資金もない(笑) ともあれ、現在リリースされている12も12 Proも魅力的だが、12 miniを握ってみて、12 Pro Maxのカメラ性能に納得してからしか選べない(笑)
iPhone 12の高性能の根本を支えているのが、A14 Bionicチップ
この多彩なiPhone 12シリーズの魅力の土台となっているのが、新開発のA14 Bionicチップであることは間違いない。 新しいiPhoneに新しいチップセットが搭載されるのはいつものことだが、今回は、さらに集積度を上げた5nmプロセスで生産された新世代のチップセットで、今後iPhone、iPadだけでなく、Macにも使われるApple Siliconのベースともなるいわばアップルの命運を握るチップ。性能が低かろうはずがない。 2個の高性能コア、4個の高効率コアを組み合わせた6コアのCPU、8コアのGPU、そして毎秒11兆の演算処理が可能な16コアのニューラルエンジンを組み合わせたA14 Bionicチップには合計118億個のトランジスタが搭載されているという。