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コロナ禍で健闘のダイハツ 「ロッキー」販売増が示す新潮流

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NEWS ポストセブン

 発売後1か月経過時の受注台数は合計4万7000台と、スマッシュヒットと言っていい水準に達したが、その内訳はライズが3万2000台、ロッキーが1万5000台。月別販売もトヨタブランドに対して3~4割くらいの水準をキープしている。ダイハツが普通車でこれだけの存在感を示せたのは、昭和時代のリッターカー「シャレード」以来だ。

 もちろん現状の数字で断定することはできないが、トヨタブランドに対してある程度存在感を示せる販売スコアを普通車で出せたことで、今後のブランドマネジメントの可能性に幅が出てきた。

 軽自動車および新興国向けミニカー専業というのは、イコール安物ブランドという硬直したイメージを持たれやすいし、1990年代後半以降、そういうイメージは強まる一方であった。しかし、ダイハツも親会社のトヨタもそうありたいとはまったく思っていない。

 トヨタの豊田章男社長はダイハツ100%子会社化する際、ダイハツを単なるトヨタグループの製造会社のひとつにするのではなく、ブランドのアイデンティティを高めたいと語っていた。そして、2016年の子会社化から3年あまりが経過した今、ロッキーはささやかながらそれを体現するモデルの第1号になったと言っていい。

 では、そんなロッキーはどのようなクルマなのか。昨年11月、当サイトでロッキーのロードインプレッションをお届けしたが、販売実績が積み上がってきた今、あらためて簡単に分析をしてみよう。

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mmと、横幅が5ナンバー枠に収まる。コストを抑制するためプラットフォームは軽自動車用であるが、タイヤ径を大きくすることで最低地上高は185mmと、十分な数値を確保している。

 トヨタ版ライズとの違いは、フロントフェイスをはじめとする細部のデザイン、およびコネクティビティ(クルマのネット端末化)のシステムだ。実際に400km走ってみて良かった点を以下にまとめてみた。

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