【アメフト】関学大RB伊丹翔栄「僕がやらないと」3TDで慶大下し準決勝へ
<アメリカンフットボール全日本大学選手権:関学大20-7慶大>◇23日◇準々決勝◇兵庫・神戸ユニバー記念競技場ほか 甲子園ボウル6連覇中の関学大(関西2位)が慶大(関東3位)を下し、準決勝に駒を進めた。 RB伊丹翔栄(4年)が計3タッチダウン(TD)を決め、勝利へ導いた。 第1クオーター(Q)2分24秒にTD(タッチダウン)ランで先制。第2Q3分58秒にも28ヤードを走りきり、第3Q9分41秒には自身の足で着実に前進を続け、TDまで持って行った。 伊丹は「僕がやらないと、次は下級生になるので、やっぱりまだ引っ張っていかないとと思っていました。最後はベンチのやつに『自分を入れてくれ』と伝えて、自分で取り切ろうと思っていたので、取り切れて良かった」と振り返った。 今年から全日本大学選手権の仕様が変わり、準々決勝で東西対決が実現。「関西にはない独特なチームの雰囲気がある。のりにのったら怖い」と学びは多く「甲子園で関東が上がってくる可能性を考えたら、ここで経験できるのはいいこと。下級生にとってもいい経験になる」とうなずいた。 準決勝は30日。東京・スピアーズえどりくフィールドで、中京大-法大戦(24日、福岡・久留米陸上競技場)の勝者とぶつかる。【竹本穂乃加】