Intelの最新GPU「Intel Arc B580」搭載ビデオカードが各社から登場、価格は49,800円から
Intelの最新GPU「Intel Arc B580」を搭載したビデオカードが13日(金)23:00に販売解禁。秋葉原地区では、14日(土)から複数のショップで販売が始まる。 【画像】Intel Arc B580 Limited Edition Graphics ラインナップはIntel「Intel Arc B580 Limited Edition Graphics」、ASRock「Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC(B580 SL 12GO)」「Intel Arc B580 Challenger 12GB OC(B580 CL 12GO)」、SPARKLE「Intel Arc B580 TITAN OC(SB580T-12GOC)」の計4製品。店頭価格は49,800~52,980円 このほか、ASRockは「Intel Arc B570」を搭載したモデルも、後日発売予定。 ■ 最新のXe2アーキテクチャーを採用したIntelの単体GPU Intel Arc B580(以下「Arc B580」と表記)とIntel Arc B570(以下「Arc B570」と表記)は、最新のゲーム機能やAIワークロードの高速化を目的に設計されたというGPU。 XeSS 2、第2世代レイ・トレーシング・エンジン、XMX AIエンジンにより、トップレベルの価格性能比で素晴らしい1440pのゲーミング体験を実現するとしている。 Arc Bシリーズが採用している最新のXe2アーキテクチャーは、演算効率とコア当たりのパフォーマンス向上、ソフトウェア・オーバーヘッドの削減を実現すべく最適化されているとしている。また、第2世代Xe-coreは、GPUに求められる最新のワークロードに必要な演算能力を提供するだけでなく、高性能XMX AIエンジンも内蔵するとしている。 前世代と比較してXe-core当たりのパフォーマンスが70%、消費電力当たりの性能が50%向上すると謳っている。Intel Arc B580グラフィックスは、Intel Arc A750グラフィックスに比べて1440pで平均24%高速化されるといい、中には最大78%高速になるゲームもあるという。また、競合製品との比較では、Intel Arc B580グラフィックスは価格性能比が最大32%向上するという。 XeSS 2には、XeSS Super Resolution、XeSS Frame Generation、Xe Low Latencyの3つのテクノロジーが含まれるとし、3つのテクノロジーをすべて有効化すると、1秒当たりのフレーム数を最大3.9倍に向上することが可能になるとしている。 Arc Bシリーズの特長として「パワフルなメディア・エンジン」も挙げている。2つのマルチフォーマット・トランスコーダー(MFX)を搭載したXeメディア・エンジンは、高速で高品質のマルチメディア(ビデオ)制作/再生を支援するよう設計されているとしている。また、GPUはAV1、H.265、H.264、VP9など、幅広いハードウェア・エンコード/デコード・コーデックにも対応するとしている。 各モデルの基本仕様は、搭載メモリ GDDR6メモリ 12GB(メモリクロック19Gbps、ビット幅 192bit)、映像端子 DisplayPort 2.1×3、HDMI 2.1a×1。補助電源端子 PCIe 8ピン×1(ASRock B580 SL 12GOはPCIe 8ピン×2)。バスインターフェイス PCIe 4.0 x8。 [取材協力:ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.とパソコン工房 秋葉原パーツ館とパソコンショップ アーク]
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