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まるで「世界の終わり」…山火事の煙がアメリカ西海岸の空を不気味なオレンジに染めた

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BUSINESS INSIDER JAPAN

オレゴン州、カリフォルニア州、ワシントン州では数百の山火事が起こっており、多くの人々が避難を余儀なくされている。 【全画像をみる】まるで「世界の終わり」…山火事の煙がアメリカ西海岸の空を不気味なオレンジに染めた 山火事の煙が西海岸沿いの多くの地域の大気を満たし、空は赤やオレンジの不気味な色合いに変わってしまった。 世界の終わりを思わせるその風景を写真で見てみよう。 「おはよう、地獄(Good morning, hell.)」 サンフランシスコ在住のブライアン・ウィックマン(Brian Wickman)は9月9日の朝、ツイッターで、上の不気味な写真のキャプションにそう書いた。彼のアパートの窓の外は鮮やかなオレンジ色だった。 ウィックマンだけがそのことに言及しているわけではない。何百もの山火事がワシントン州、カリフォルニア州、オレゴン州を襲い、その煙が空に充満して、多くの地域がオレンジと赤の不気味で黙示録的な色合いに染まった。 「モルドールへようこそ」 ブレイク・スティアマン(Blake Stearman)は南オレゴンからタンジェリンの空の画像と一緒にツイートした。(編注:モルドールは指輪物語に登場する国の名前) 気候変動による乾燥した植生と夏の異常高温が原因で、3つの州で火災が発生し、家屋が焼失、人々は避難を余儀なくされている。カリフォルニア州北部で落雷により何百もの山火事が発生した数週間後の9月、オレゴン州、シエラ・ネバダ山脈、その他の地域で新たな火災が発生した。8月に発生した山火事のうち2つは、カリフォルニア州史上2番目と3番目に大きなものだった。 山火事の煙が空の色にこのような変化を引き起こすのは、太陽光が大気中の粒子とぶつかるとき、どのように当たるかによって散乱の仕方が異なるからだ。 太陽光が通常当たるのは窒素と酸素の分子で、これらの分子はブルーライトのような短い波長の光を散乱する。この現象はレイリー散乱と呼ばれ、空が青く見えるのはこのためだ。 一方、煙の粒子(揮発性有機化合物、粉塵、煤など)は窒素や酸素の分子よりもずっと大きいので、波長の長い光を散乱する。それがミー散乱という現象で、山火事の煙で空がオレンジや赤になる原因だ。炎の色とは関係がない。 以下に、ワシントン州からサンフランシスコまで、煙で変色した黙示録的な9つの画像を見てみよう。

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