あまりに期待ハズレ…。Jリーグ、2024年のガッカリ新戦力(9)かつてのキレはなし…。欧州経験あるアタッカー
明治安田J1リーグは12月8日にリーグ戦最終節を迎える。今シーズンも新天地で華々しい活躍を見せた選手がいる一方で、思ったような成績を残せずサポーターの期待に応えられなかった選手もいる。今回は移籍初年度の今季、精彩を欠いた選手をピックアップして紹介する。(成績は「transfermarkt」参照)
FW:前田直輝(まえだ・なおき) 生年月日:1994年11月17日 所属クラブ:浦和レッズ 2024年リーグ戦成績:23試合2ゴール2アシスト 東京ヴェルディユースの前田直輝は、横浜F・マリノスや松本山雅FCを経て2018年夏に名古屋グランパスに加入。当時降格圏を彷徨っていたクラブの救世主となり、2021年のYBCルヴァンカップ制覇にも貢献した。 2022年からはエールディビジのユトレヒトでプレーし、翌年夏に名古屋へと復帰していた。 そんな前田は今シーズンから浦和レッズの一員に。地元クラブへの移籍となり、サポーターもキレキレのドリブルからのチャンスメイクを期待したが、あまり本領を発揮したとは言えないシーズンを送ることとなった。 シーズン前半はスタメン出場が続いたものの、得点に関与することはあまりできず。シーズン後半からは試合に出られない日々も続いた。チームもボトムハーフに沈んでおり、前田の移籍初年度はあまり満足できないシーズンとなってしまった。 前田はユトレヒト時代に大怪我を負っており、それ以降なかなかトップフォームに戻すことができていない。かつてのキレは今後、戻ってくるのだろうか。
フットボールチャンネル