9年ぶりのJ2リーグ降格…札幌が声明「今まで以上の大きな力をつけて国内最高峰リーグに戻って来ます」
北海道コンサドーレ札幌は30日、クラブ公式サイトで声明を発表した。 ミハイロ・ペトロヴィッチ体制7年目を迎えた札幌は今季、相次ぐ負傷者などに悩まされ、志向する攻撃スタイルが鳴りを潜めると、開幕6試合未勝利スタートと序盤から低迷。第15節からは8連敗を喫するなど最下位に。それでも第27節からは3連勝、直近の6試合でも2勝3分け1敗と復調し、逆転残留へ奮闘していたが、30日の明治安田J1リーグ第37節で残留圏の17位の柏レイソルがヴィッセル神戸と引き分けて勝ち点を「41」に伸ばすと、現在勝ち点「34」の札幌は残り2試合で同クラブや17位に転落したアルビレックス新潟を上回れないことが確定。2016年以来9年ぶりのJ2リーグ降格が決定した。 【順位表:J1リーグ】 降格決定後、株式会社コンサドーレの代表取締役GMを務める三上大勝氏は、「北海道コンサドーレ札幌を応援してくださるすべての皆様へ」と題して声明を発表。降格への謝罪を述べ、J1リーグへの帰還に意気込んだ。 「いつも北海道コンサドーレ札幌へのご支援・ご声援をいただき誠にありがとうございます」 「本日の試合結果を以て、来季はJ2リーグでの戦いとなることが決定いたしました。日頃よりクラブを支えてくださるファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、道内各自治体や協力企業の皆さま、北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまのご期待に応えられなかったことを深くお詫び申し上げます」 「今年味わった悔しさを糧に、これからの険しい道のりの中で、今まで以上の大きな力をつけて国内最高峰リーグに戻って来ます。明日の広島戦、そして今季最終戦の柏戦も含めて、ここから再びクラブ一丸となって戦います。常にクラブの今と未来を考え、一体感を持って進んでいきたいと思います」 「引き続き、皆様からのご支援・ご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます」